和風だし香る、お蕎麦屋さん風カレー

だしみらい 鳥居つぐ代

2019年10月15日 09:30

こんにちは。

日本の誇る食文化「だし」のバトンを繋ぐ

だしみらい」の鳥居 つぐ代です。


賞味切れになりそうな、「花厚削り」というカツオ節があったので、
お蕎麦屋さんのカレーを作っってみました。



ちなみにこれは、スーパーに売っている「花カツオ」という削り節の仲間。
カツオの荒節を0.5ミリほどに削ったもの。


カツオの荒節の、中厚削りになります。


まず、ダシを昆布とカツオ節で準備。
カツオ節は贅沢に、1リットルの水に対して70gのカツオ節を使用。

カビづけした枯れ節と違って、カツオを燻した燻臭と
魚らしいパンチの効いた濃いダシを、30分ほどかけて抽出しました。




次はいよいよカレーを作ります。

① 生姜のすりおろし・肉・玉ねぎなど、油で炒めて、カレー粉で味付け。

② ①に和風ダシを加え、沸騰したら「かえし」を味をみながら、少しずつ加える。
 
 ※「かえし」とは、しょう油・本みりん・砂糖を合わせた調味料で
  そばつゆ だけでなく、炒め物・煮物・すき焼きの割り下などにも使える万能調味料。
   詳しくは→こちらをご覧ください。

③ 味を見て、水溶き片栗粉でトロミをつけ、長ネギを加えたら完成。


お蕎麦屋さん風のカレーライス、いかがでしょうか?

スパイスの効いた本格的なカレーというよりは、
和風だしが香る、日本人の舌にあうようにアレンジされたものですが、
市販のルーを使っていた時と違い、胃もたれせはありません。

おかげさまで家族にも好評でした^^

そして、何より驚いたのは、翌日のカレー。
ギトギト脂で固まらないのは気持ち的にも安心できました。
お皿洗いもウソのように楽チンですよ。


さて次は…
枯れ節の厚削りとの味・コクの違いも気になるので
和風だしカレー、また挑戦してみようと思います


それでは
だしと食の文化を発信する
鳥居 つぐよでした☆

★だしみらい|美しく健康な明日へ
 うま味奏でるピュアおだしをあなたの毎日に

 だしソムリエ認定講師・鳥居 嗣代(つぐよ)の活動はこちらから ↓ ↓ ↓

◎だし・しいたけの講演・セミナー他、だしソムリエ3級講座を行っています。
・過去の講座の様子はこちら > http://www.kaorishiitake.jp/c99759.html

◎だし・しいたけに関するエッセイを書いています。
・エッセイはこちら > http://www.kaorishiitake.jp/c99758.html 


講座・執筆・セミナー・ワークショップのご依頼
各種相談についてのお問合せはコチラから↓

お問合せフォーム


関連記事