ホタテが美味しい!~素材の味を引き立てるおだし~

だしみらい 鳥居つぐ代

2019年07月28日 07:47

こんにちは。

日本の誇る食文化「だし」のバトンを繋ぐ

だしみらい」の鳥居 つぐ代です。


暑いときに何ですが、夕飯に「ほうとう」を食べました。

クーラーの効いた部屋で、熱いものを食べたくなること、ありますよね?


山梨県の道の駅で買ってきた生麺を使って

冷蔵庫にあった野菜や、ホタテ、豚肉などを入れ、みそ味に。

結果、クーラーの中でも、汗だくになってしまいましたが ^^;笑


ほうとうにのみそ味には、こんなおだしを合わせてみました。


左 島根県産あじの煮干し
右 伊吹島カタクチイワシの煮干し

*煮干しの下処理については、こちらをご覧ください。

少しの昆布だし + 二種類の煮干しだしを、ブレンドして使ってみました。

煮干しというと、一般的にはカタクチイワシを思い浮かべると思いますが、

魚介類を「煮て干したもの」を、煮干しと呼ぶので、

このように、アジの煮干しもあります。

魚の種類によって、抽出されるだしにも特徴があり、

また、産地によっても個性があります。



ほうとうを、美味しいと食べていた息子から、途中こんな質問がありました。

「中に入っているホタテ、今日はすごくホタテの味がする。

この前お鍋で食べたホタテは、こんなに味がしなかったのに、何が違うの?」

息子が言うお鍋とは、市販されているお鍋用のスープで炊いたお鍋のこと。

これ、とても便利ですよね。

ただ、スープの味がしっかりしているので、素材の味を消してしまいかねないのです。

ここでいうしっかりとは、スープの濃さではなく、うま味調味料などのこと。


ですが、天然の素材から抽出しただしは、具材の味を引き立ててくれるので

息子には、ホタテ自身の素材の美味しさが伝ったのでしょうね。


この日は、ホタテ好きの息子からの素朴な疑問が、嬉しい食卓となりました。



それでは
だしと食の文化を発信する
鳥居 つぐよでした☆

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